医学部の返済不要の奨学金を借りてしまった後に備えるべきこと

大学生活お役立ち

 

 

医学部の奨学金、借りちゃったけど大丈夫かな?

働く場所選べないのは不安、どうしよう?

こんな疑問にお答えします。

 

今回は医学部の返済不要の奨学金についての話です。

 

医学部の返済不要の奨学金はお金を借りながら大学にも通えて、医師として一定期間働けば数千万円というお金を返さなくても良いという一見聞こえの良い制度となっています。

しかしながら、その一方でさまざまな問題点もあるこの奨学金制度。

僕もこの奨学金を6年間借りて大学を卒業したのですが、あまり良い話は聞かないですよね。

 

奨学金を借りてしまったからには将来に対してのリスクヘッジはとても大切です。

そこで今回の記事では医学部の返済不要の奨学金を借りてしまった後に備えるべきことについて考えていきたいと思います。

 

ちなみにこの奨学金の注意点については以前記事にしていますのでこちらを先にご覧ください。

 

本記事の筆者の信頼性

  • 現役研修医
  • 医学部の奨学金を6年間借りてる
  • 友人や先輩にも同じ境遇の人あり
  • 運営本部に問い合わせた内容をもとに執筆

医学部の返済不要の奨学金を借りている今の現状を把握する

医学部の返済免除の奨学金を借りている今の現状を把握する

まずは医学部の返済不要の奨学金を借りた後の現状について把握しましょう。

なぜなら自分の置かれた状況を客観的に知ることが将来への準備をするうえで大事になってくるからです。

 

ここでのポイントとしては大きく分けて3つです。

  • 自分が借りてる奨学金の制度について調べる
  • キャリアの制限による医師としての限界を知る
  • 奨学金という名の借金を背負っていると理解する

それぞれについて詳しく説明していきたいと思います。

医学部の返済不要の奨学金を現状把握|自分が借りてる奨学金の制度について調べる

医学部の返済免除の奨学金を現状把握|自分が借りてる奨学金の制度について調べる

 

医学部の返済不要の奨学金のマイナールールは地域差がとても大きい部分です。

したがってまずは自分が借りてる自治体ないし病院の奨学金制度についての要項を見てみましょう

 

特に注意するべきこととしては以下の点です。

  • 指定される病院の候補はどこなのか?
  • その中に志望科の医局の関連病院がどのくらい入っているか?
  • 医局に入った場合の人事との兼ね合いは?
  • 後期研修はどういった施設でするのか?
  • 何年以内に義務を果たせば良いのか?
  • 返済可能か、その時の額や利子は?一括返済?

 

わからないことについては以下の方法で他に情報を集めるのも良いでしょう。

  • 運営の本部に問い合わせて質問する
  • 志望科の大学の先生(医局長や教授)に相談する
  • 同じ奨学金をかりている先輩や先生に状況を聞いてみる

 

たとえば僕の借りてる奨学金はこんな感じでした。

  • 卒業後15年以内に9年指定された病院で働く
  • 返済する場合は約1900万円一括返済
  • 医局に入った場合、後期研修期間中は医局人事が優先(義務期間を消化できるそれなりの中核病院)
  • 自治体指定病院は志望科の医局の関連病院が多く、そこで優先して働く

 

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こんな感じで自分の卒業後のキャリアをある程度抑えておこう

医学部の返済不要の奨学金を現状把握|奨学金の制限による医師としての限界を知る

医学部の返済免除の奨学金を現状把握|奨学金の制限による医師としての限界を知る

残念ながら奨学金を借りている人は医師としての限界があるということを考える必要があります。

 

例えばこれらのキャリアはもともとハードなうえに、奨学金を借りている人はほぼ不可能とも言えます。

  • 大学で研究をし研究者として名をあげる
  • 論文や留学などの実績を積み重ね医局内で出世する
  • ゆくゆくは教授や病院長などのポストを獲得する

 

また『サブスペシャリティを極めて高度な専門性を手に入れる』

これに関しても働く施設に制限がある私たちにとっては、どこまでできるか分かりません。

 

奨学金制度にのっとる以上は”地方の病院の普通の臨床医”として働くことを受け入れましょう。

 

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もしそれがどうしても嫌だという場合は、奨学金を返すというのも一つの手段だね

医学部の返済不要の奨学金を現状把握|奨学金という名の借金を背負っていると理解する

医学部の返済免除の奨学金を現状把握|奨学金という名の借金を背負っていると理解する

 

たいへん聞き苦しい話かもしれませんが…

この奨学金は聞こえは良くても、あくまでも自分の将来を担保に借りている”借金”に過ぎません。

そのことを理解しておきましょう。

 

周りにいる普通に大学を通えた同級生とはそもそもの前提条件が違います。

  • 都会で華やかな生活を送っている
  • 恋人に県外について行って結婚した
  • 大きい急性期病院で医業を楽しんでいる

 

もしこういう同級生を見てうらやましいと感じたとしても、それは仕方がないことなのです。

 

ときには将来の不自由を受け入れて行かなくてはなりません。

理不尽だと感じることもあるかもしれませんが、現実を受け入れてそれにしっかり備えるということが大事なのです。

医学部の返済不要の奨学金に対して備える手段

医学部の返済免除の奨学金に対して備える手段

ここまでは医学部の返済不要の奨学金についての現状をしっかり把握することが大切だとお伝えしました。

現状を把握することで私たちがこれからとるべき手段の答えが見えてくるからです。

ここからは実際にどのように将来へ向けて備えていけば良いのかご紹介します。

医学部の返済不要の奨学金に備える|なるべく早めに3年目以降の自分の進路について考えておく

医学部の返済免除の奨学金に備える|なるべく早めに3年目以降の自分の進路について考えておく

奨学金を借りている人はなるべく早くから自分の進路について考えておく必要があります。

なぜならそもそもの選択肢に限りがあるうえに、選択によっては進路が有利になる可能性があるからです。

 

たとえば医局によっては自治体指定の病院に関連病院が多く、自治体とも提携を結んでいることもあります。

そういった場合は普通の医局員とさほど変わらずに勤務先を考えてくれるところもあるそうです。

 

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むしろ大学での勤務が減って人によっては良かったなんて声も

 

少なくとも以下の項目

  • 志望科は何か
  • 医局に入るかどうか
  • 後期研修をどこでするか

このあたりは早めに考えてなるべく融通が効きそうな手段を考えておくのが大切です。

 

地域差も大きく一概にどれが良いとは言えないもどかしさはありますが、それぞれが考えるシナリオを選択しましょう。

医学部の返済不要の奨学金に備える|万が一の場合に奨学金を返せるように貯金しておく

医学部の返済免除の奨学金に備える|万が一の場合に奨学金を返せるように貯金しておく

たとえどれだけ念入りに将来について考えても、それが覆ることは大いにありえます。

  • 理不尽すぎる労働条件だった
  • どうしても医者を続けられない事情ができた
  • 聞いていた話と全然違った
  • 奨学金を返してでもやりたいことができた

 

このような場合でも借金を背負っている以上は条件を飲むことしかできません。

想像してみてください。

奨学金のせいで逃げ道がない、これほど辛い状況はなかなかないと思いませんか?

 

そういった場合に備えて、いざとなったらいつでも借金を返せるだけの貯金をあらかじめ作りましょう。

人によっては何千万円という大金が必要にはなりますが、医者の給料でさほど贅沢をしなければ不可能ではない金額です。

 

制度に不満を言っていても何も現状は変わりません。

自らの力で自由は勝ち取りましょう。

医学部の返済不要の奨学金に備える|医者の給料以外の収入源を作る

医学部の返済免除の奨学金に備える|医者の給料以外の収入源を作る

 

医者の給料以外にも収入源を作ることは最大限のリスクヘッジです。

 

医者余りと言われるこれからの時代、医者の給料水準はどこまで保たれるかは不明です。

そのうえ奨学金によってキャリアにも制限がかかる私たちは、他の医師以上に将来は不透明とも言えます。

 

たとえばこれらの方法

  • 株式投資
  • 不動産投資
  • サイト運営
  • YouTube
  • コンテンツ販売
  • 動画編集
  • プログラミング

 

医師が副業で給料以外にも収入を得る方法はいくらでもあります。

何かしらに挑戦して、医師免許に頼らずに生きていける方法を模索していきましょう。

 

新築1ルームマンション投資だけは絶対ダメだよ

返済不要の奨学金を借りて医学部に行っても現状を知り備えることで何とかなる

返済免除の奨学金を借りて医学部に行っても現状を知り備えることで何とかなる

今回は医学部の返済不要の奨学金について備えるべきことという話をしてきました。

 

まとめるとこんな感じです。

  • 奨学金を借りてる現状を把握し備えることが大事

現状を把握するには

  1. 自分の制度について調べる
  2. 医師としての限界を自覚する
  3. 奨学金というなの借金ということを理解する

備えるべきことは

  1. 早いうちに3年目以降の進路を考える
  2. 奨学金を返せるだけの貯金をしておく
  3. 給料以外にも収入源を作る

 

将来がどうなるかは僕にもわかりません。

しかしながら今の現実を受け止めて備えることで最悪の事態は防ぐことができるでしょう。

今回の記事がそれを考えるうえで参考になれば幸いです。

 

 

今回の奨学金制度については他の記事でもまとめてます。

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将来への不安を払拭するのに最適解は筋トレです。
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