【研修医やめたいそう思う前に】ゆるい研修医生活をおすすめする理由

初期研修の選び方

 

研修医は今後の医師人生を左右するとても大事な2年間と言われています。

最初の2年間は多少忙しい病院で研修をしよう、そう思っている学生も中にはいるかもしれません。

 

しかしながら僕は「消耗しないゆるい研修医生活」を繰り返しおすすめしています。

いろいろな研修病院がある中でなぜそのような研修医生活を推しているのか?

それには僕の過去の出来事が深く関わっています。

それによって研修病院の選び方を始め、今後の生き方や価値観に大きな変化が訪れました。

今回はその時の話を少しさせていただきたいと思います。

 

その人生の転機になった出来事というのは「友人の研修医中の自殺」です。

友人との出会い

その友人と出会ったのは大学に入ってすぐです。

向こうから話しかけてもらいすぐに仲良くなり、4月の新歓コンパを一緒に回っていました。

なんだかんだ結局、同じ部活に入り大学時代でも1番仲の良い友人だったと思います。

 

大学生時代の

  • 部活の練習や大会
  • 一緒にした勉強会(僕が教えてもらってただけでしたが…)
  • 後輩たちを誘っての飲み会

などなど多くを過ごしたくさんの思い出がありました。

 

ぼくは学生の時からあまり真面目な方でははく、いつも彼にテストのときに心配をされ勉強を教えてもらっていました。

けっきょく僕は留年し彼より1個下の学年になってしまう、という情けない出来事があったのですが、、

 

 

彼は僕とは真逆の性格

  • とても真面目
  • 曲がったことが嫌いで頑固
  • 時として感情的で直情的

こんな性格でした。

 

性格は真逆でしたがお互いの価値観を認め合える、良い関係性で卒業しても一生付き合っていく友人だろうなと漠然と思っていました。

突然の出来事

それは彼が卒業し研修医になってすぐの出来事です。

彼より一足遅れて大学生をしていた、僕に突然の電話が来ました。

僕の仲良かった後輩でもある、彼の彼女からの電話です。

電話に出ると、泣きじゃくる彼女から「〇〇 〇〇(彼の名前)が亡くなりました。」との一言が。

 

一瞬で頭の中が真っ白になりました。

 

詳しく話をきくと研修医になってから仕事のことで思い悩んで「鬱」になり、しばらく病院に通っていたとのこと。

 

なにも知らなかった僕はいろいろな思いが頭を駆け巡りました。

「死んだ?死んだって言ったよな。。」

「なんで?いつ?どういうこと?」

「どうして自分に相談してくれなかったんだろう」

何を言ってるのかさっぱり分からず、ただただ実感が湧きませんでした。

自分が何も知らなかったことがとても情けなく、同時に後悔を覚えました。

 

彼と最後に会ったのは彼の卒業後に突然連絡が来て、ご飯に行った時です。

「皆んなすごい奴らばっかなんだよ。俺ももっと勉強しないと。」

と研修医同期の話を楽しそうにしていて、元気でやってるんだとばかり思いました。

 

その時にすでに病んでいたのかは今となっては分かりません。

あの時にもし気づいてあげてればと時々思いますが、何も変わらないのです。

 

きっと彼の真面目さが「研修医になってすぐの無力な自分」を許すことができなかったのでしょう。

彼の研修医同期たちから後に聞いた話によると、いつも自分ができないことを必要以上に責めていたようです。

上級医から強く叱咤されたのをきっかけに、仕事も休みがちになっていたとも聞きます。

研修医になってすぐなんて何もできないのが当たり前なのに。

研修医の絶対目標は無事に2年間を終えること

僕はこの経験から研修医の絶対的目標を「無事に2年間を生きて終えること」としました。

これからの人生を考えればこの2年間なんて誤差の範囲です。

少なくとも研修病院によって、知識やスキルにほとんど差なんてでません。

研修医なんて所詮そんなもんです。

 

医師として臨床を頑張りたいという人でも3年目以降の

  • 裁量がもっと与えられて
  • やりたい科が決まって
  • 責任を求められる

ようになってから、症例の多い病院に行っても遅くないのでは。

 

僕はたまたま身近に経験しましたが、研修医の鬱発症は多いと聞きます。

ある調査によると研修医の約3割に一時的にうつ症状が出ているだとか。

自殺まではいかなくても休職や転職などはたまに聞きます。

目標が高く真面目な人ほど、挫折を経験すると病んでしまうことが多いように感じます。

死ぬぐらいなら医者を辞めましょう。

とは言ってもその状況になってみれば死を選んでしまうぐらい余裕がなくなってしまうのでしょうが。

 

いつこのような状況になってしまうのか誰にもわかりません。

できることと言ったら働く環境を選ぶことぐらいです。

ぼくの友人のような例を出さないためにも、強く消耗しないゆるい研修医生活をおすすめします。

そのための、「ハイポ病院」情報を引き続き発信していきたいと思います。

 

ハイポな研修病院の簡単な見分け方|3ステップで確実にマッチング

 

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